1841年、初代豊島半七が「綿屋半七」という屋号で繊維問屋を起こしたのが、豊島(株)の始まり。以来、170有余年の歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡充し、現在では原糸・原料から最終製品まで、総合的に取り扱う繊維商社
導入前の課題
■HHT(ハンディーターミナル)が限られた台数しか使用できず、展示会で来場されたお客様を待たせてしまう事も少なくなかった
■HHTのピックアップデータ取り込みの為に、展示会場には必ずパソコンとプリンターの持ち込みが必要だった
また、誰かがHHTのデータ取り込み操作の為に、パソコン付近に待機する必要があった
■前述の機器の確保、コスト面などからアナログ(手書き)でのピックアップ集計から脱却したくても手を出せない部署もあった
■展示会前の商品情報、画像登録、展示会後の受注の集計、ピックアップリストの作成にも多大な時間が掛かっていた
ご提案内容
(1)商品情報のWEB管理化
1.WEBブラウザでの一括取込など
2.iOSアプリで外出先からも商品情報にアクセス
(2)全社的に支給されているiPhoneへインストールできる社内iOSアプリの配布
(3)部署を横断した情報管理場所の共有やその中でも特定部署でしか閲覧出来ない閲覧権限の設定なども可能となる
導入効果、改善内容
- 社内(部内)で許可を得た方へのID/Passwordの配布が容易となり、ピックアップシステムとしての利用者が増加
- HHT:20数台 → iOS端末:100台以上での同時利用を可能に
- 展示会でのピックアップシステムとしてだけでなく、コストや素材情報などの商品情報詳細を外出先からのすぐに確認できる
- 展示会中も常にピックアップを累積したランキングなども確認でき、提案漏れや他社への提案の方向性などを即座に判断できる